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スタッフブログ

2012年3月 一覧

(富山のガラスにまつわる様々なお話をTOYAMA・GLASSストーリーズとして書きとめていきます。)

作家や行政、関係機関が協力して今年度から開始した「TOYAMA・GLASS(富山ガラス)」のブランド力向上のためのプロジェクト。どこへ行っても必ず聞かれるのが、「なぜ富山がガラス?」という疑問の声でした。そこでまだまだ知られていない富山ガラスの歩みを「TOYAMA・GLASS STORIES」としてまとめてみました。

                                  古い薬瓶  協力:阪神化成工業株式会社・北陸硝子工業株式会社
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History

街の熱から生まれた、富山のガラス。

個性あふれる作品を生み出すのは、作家であり、豊かな自然風土、そして、街の歴史そのもの。

じつは、TOYAMA・GLASSは、全国に知られる「富山のくすり」とも、少なからぬつながりが

あることをご存じでしょうか。

300年以上の伝統を受け継ぐ富山売薬。そこから生まれる豊かな資本は富山の近代産業の

基盤をつくり、関連産業としてパッケージ産業や印刷業など、多彩なものづくりを育みました。

明治・大正期には手作りのガラスの薬瓶製造で、富山は全国のトップシェアを誇り、戦前は富山

駅周辺を中心として、溶解炉をもつガラス工場が10社以上あったといいます。

1981年、富山市は新時代の教育と芸術文化、産業の振興をめざし、あたらしいガラス文化の

創造に取り組み始めます。その理由は、ガラス工芸の国際性や将来性に注目したことに加え、

かつて市内で盛んだったガラスの薬瓶製造にも由来するもの。ガラス工芸に多くの職人が

携わっていた富山の歴史と伝統をも踏まえた、あらたなスタートでした。

1985年には、「富山市民大学ガラス工芸コース」を開講。1991年には全国初の公立のガラス

アート専門教育機関「富山ガラス造形研究所」が開校し、国内外の第一線で活躍する卒業生

を輩出。1994年には作家の育成支援、活動拠点、市民がガラスにふれあえる場として「富山

ガラス工房」がオープンしました。

(「TOYAMA・GLASS STORIES」2012年編集・発行:財団法人富山市ガラス工芸センターより)

 

※参考(富山のくすり関連)
http://www.ccis-toyama.or.jp/toyama/magazine/h20_m/0807tks.html(富山商工会議所 商工とやま 富山売薬が育てた富山のものづくり 著者:須山盛彰氏)
http://www.toyama-kusuri.jp/ja/aracalte/relation/index.html(富山県薬業連合会 「富山のくすり」は富山のルーツ)
http://www.toyama-kusuri.jp/ja/aracalte/history/index.html(富山県薬業連合会 「Since1690 安心を全国へお届け)
http://www.toyama-kusuri.jp/ja/aracalte/future/index.html(富山県薬業連合会 「世界の薬都」へチャレンジ)

 

 

 


 

 

(富山のガラスにまつわる様々なお話をTOYAMA・GLASS ストーリーズとして書きとめていきます。)


西麻布のギャラリー ル・ベインで明日から開催する「TOYAMA・GLASS─現代ガラスアート展─」の準備のため、会場に来ています。

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http://toyama-garasukobo.jp/gallery/entry/691-pc.html


ギャラリー ル・ベインは、白い壁に囲まれた光溢れる素敵な空間で、世界で活躍するデザイナーから注目の若手までさまざまなクリエーターがここで作品を発表。


 
今回の企画展は、富山市の協力のもと富山ガラス造形研究所、富山ガラス工房、、富山ガラス作家協会の三者の連携のもと開催する初の展覧会。TOYAMA・GLASS(富山ガラス)の歩み、そして未来像も感じ取っていただけるものと思います。

是非ご覧になってください。

 

 

 

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